「もっと生産性をあげなさい!」と言われて、皆さまはまず何を考えられますでしょうか?
「無駄な時間を省く」「効率的に動く」などなど、「業務改善」というところに焦点が当たると思います。
もしかすると、「今でも効率的に動いているのに、これ以上何をせえってゆうねん!!」と思われる方もいるかもしれません。
先日、岡山市にある私の"師匠"の下に研修に参りまして、こんなお話しを聞いてきました。
(師匠は岡山の方です。)
師匠:「タクシーの運転手さんって、何しとる?」
私:「はあ、お客様を乗せて目的地まで連れて行ってくれます。」
師匠:「違うがぁ。それが本当の仕事の目的じゃろか?観光地のタクシー運転手さんは、例えば、名所のことについてお客さんに話しかけるとか、名刺を渡して『また帰りにご利用される場合はここに電話して下さいね』ってゆーたらどうじゃろ。他にも、A5サイズの手書きの観光地の地図なんか渡したら、めっちゃええやろねぇ。」
師匠:「他にも、病院だったらどうじゃろ?駐車場の案内してくれるおじさん、その方がめっちゃ愛想悪いと、その病院の医者まで感じ悪く思ったりするかもしれんわなぁ。観光地のタクシー運転手さんは、観光客にとってはその街で最初に会う人だったり、病院の駐車場を案内してくれる人も、同じくその病院の顔になるかもしれんわなぁ。」
現場の一人が動けることと考えると、もしかすると「これ以上何もできない」という状況かもしれません。
けれど、全体で連携することを考えてみたら、より効率的に「儲ける」ことが出来るかもしれません。
と、先日はこんなヒントも頂いてきました。
おおたけ