『唎酒師』の資格を取ってから、特に日本酒の銘柄やその蔵の来歴などに興味を持つようになりました。
社労士としては、「酒蔵」には100年以上続く会社も多くありますので、その経営手法などにもとても興味があります。
ある会合で、来年6月までの1年間、ほぼ毎週、何らかのお酒やお酒蔵を紹介するという任務ができてしまいました、、、
(自ら追い込みましたが・・・)
そこで、時折、こちらでもお酒をご紹介して参ります。
今回ご紹介するお酒は・・・
「美白酵酒(びはっこうしゅ)」
「低アルコールで飲みやすい、朝から飲みたくなるほど、爽やかなお酒」
と紹介されている通り、とっても飲みやすく、まさに今の時期の乾杯の1杯にも最適です♪
続きまして、会社のご紹介です。
詳細は、以下ご参照ください。
(https://kotsuzumi.co.jp/concept/)
社名 株式会社西山酒造場
所在地 〒669-4302 兵庫県丹波市市島町中竹田1171
創業 1849年(嘉永2年)
企業理念 「丹波のリラクゼーションの創造と提供」
かの有名な俳人「高浜虚子」さんと関係がある酒蔵さんです。
「高浜虚子は、日本の明治・大正・昭和の時代にわたって活躍した俳人。五七五のたった17文字の中に、「花鳥諷詠」「客観写生」を読み込む俳句の第一人者でした。西山酒造場の三代目蔵主「亮三」は、1902年に34歳で亡くなった正岡子規の辞世の句にいたく感激し、子規の弟分である高浜虚子を紹介されました。その後、二人は交流を重ね、高浜虚子の一番弟子となり、「泊雲」の俳号を名乗ります。」
「西山酒造場は末の弟の相場の失敗などで事業が立ち行かなくなります。その大ピンチを救ったのも高浜虚子でした。清酒の銘柄を「小鼓」と命名、「ここに美酒あり名づけて小鼓といふ」という句を詠みました。この句は今も主屋にあります。そして、販売方法も画期的。俳句雑誌「ホトトギス」で「小鼓」を大々的に宣伝するだけでなく、今で言う雑誌からの通信販売を行いました。俳句雑誌に掲載されたことで、新しい顧客も増え、さらに多くの文人墨客が丹波の西山酒造場を訪れるようになりました。」
とHPにご紹介があります。
「100年企業」には、なぜだか周りから助けてもらって永続する企業が多くあります。
従業員さん、取引先さま、地域。
困ったときに色々なところから手助けされる。
そんな企業になりたいものです。
おおたけ