「菊正宗『しぼりたてギンパック』が、7月9日にロンドン市内で開催されたIWCアワードセレモニーにて、SAKE部門『グレートバリュー・サケ』受賞酒から選ばれる最優秀賞 『グレートバリュー・チャンピオンサケ(IWC Great Value Champion Sake 2019)』 を受賞しました。当コンテストにおける紙パック商品での『グレートバリュー・チャンピオンサケ』の受賞は、初めての快挙となります。」
2019年、こんなニュースが世界を驚かせました。
パック酒とは、料理酒などでもある、瓶詰めされていないお酒のことです。
それが、有名なコンクールで最優秀賞とは、驚きです。。
今回はその酒蔵『菊正宗酒造株式会社』さんをご紹介致します。
こちらは、もともと600年前に材木商や網元をしていらっしゃいました。
その傍らで、地域のお祭や神事でお客様に振る舞うためのお酒を造られていたことが始まりだそうです。
「菊正宗」としての創業は1659年で、320年以上の歴史があります。
「灘」のお酒は「男酒」と呼ばれます。
キレのある辛口です。
それに対して「伏見」のお酒は「女酒」と呼ばれます。
これは、使われる水の硬度によるものです。
昨今「冷酒」がもてはやされています。
けれど、実は長い間、日本人のおもてなしには「燗酒」というものがあったそうです。
これは、相手のために火をおこすという一手間をかけるからだそうです。
日本酒の文化として、酒席では【注ぐ】【献杯】【返杯】【お流れ頂戴】などの言葉があります。
これらは、みんなと打ち解けるための日本流のきっかけで、海外でいうところのハグやキスの代わりだそうです。
この様に、日本酒の文化を理解していくことは、国内外問わずビジネス上も必ず信頼されるポイントになり得ると、菊正宗酒造の嘉納社長は仰せです。
皆さまも、「IWC最優秀賞受賞のパック酒」を是非ともご賞味されて下さい♪
おおたけ