人手不足の時代、定年後も働き続けるシニア社員の存在は、企業にとって大きな戦力です。
長年の経験や人脈は何よりの財産。
一方で、私が受講した研修の中で、「シニア層の適応障害」というテーマが取り上げられ、印象に残りました。
例えば、若手上司の下での勤務、新しいITツールへの対応、仕事の進め方の変化…。
こうした「小さな変化」が、ベテラン世代にとっては心理的な負担になりがちです。
真面目で我慢強いからこそ、不調を表に出さないケースもあります。
こうした状況への対応策としては、まず業務内容や負荷の棚卸しをし、本人とすり合わせながら無理のない業務設計を行うこと。
また、定期的な1on1や面談の機会を設けることで、心身の状態を確認する習慣をつくるのも有効です。
「元気に見えるから大丈夫」と決めつけず、小さなサインに気づける職場づくりが、長く安心して働ける環境づくりにつながります。
現場で使える「声かけ」例:
以下は、現場で実践しやすい、さりげなく心に寄り添う声かけの例です。★「最近、何かやりづらくなったことはありませんか?」
★「このやり方、ちょっと分かりにくかったら一緒に見直しましょうか?」
★「以前と比べて、仕事の進め方が変わってきてますけど、困ってることないですか?」
★「無理されてないですか?少しでも気になることがあったら遠慮なく教えてくださいね。」
★「○○さんの経験、ぜひチームでも共有したいと思ってるんです。」
ポイントは、「教える」「指導する」ではなく、「聴く」「相談する」スタンスを意識すること。
年齢に関係なく、尊重と対話の文化を育てることが、組織全体の安定にもつながります。
おおたけ












