働く原動力の”目指すもの”を実現させましょう！より良い経営環境・職場づくりを提案します。 大阪市 八尾市の 社会保険労務士法人 大竹事務所

私が独立する前20代、「自分を経営者だと思って仕事をしなさい」とよく言われていました。

そのときは、「会社の売上も何もかも見られへんのに何をゆーてんねん。そんなもん考える材料も、権限すら無いがな」と思って（反発して）いました。

最近ある本に書いていましたが、何と端的な表現で実感できることかと驚きました。

「パナソニック創業者松下幸之助さんが新入社員に向けて語ったこと」がテーマだそうです。

その一節をご紹介します。

新入社員とかサラリーマンだと思って働いていると、意識まで雇われ人、使われ人になってしまう。だが、社長の意識になると、同じものを見ても景色が違ってくる。松下電器製のネオンの一角が消えていたとしよう。一社員の意識だったら消えていることに気づきもしない。万一気づいても「消えてるな」としか思わない。無関心である。しかし、社長だったら絶対にこう言う。『おい、うちのネオンが消えとるぞ。直せ』と。つまり、当事者意識に変わるのだ。

（『20代の仕事の教科書』致知出版社）

もう数年で「知命」を迎えようとしています。

人は一生勉強だなぁと深く身に沁みた出会いでした^ ^

おおたけ

先日、私たちが所属する「大阪府社会保険労務士会大阪船場支部」主催の講演会がありました。

講演者は、テレビでもご活躍の辛坊治郎さんです。

私は準備する側として、控え室にお越しになったときに少々の打ち合わせをさせて頂きました。

そこで。

「今日はどのくらい喋れば良いのでしょうか？」とご発言。

「ん！？お伝えしてなかった？？」とめちゃくちゃ焦りました。

「80分」とお伝えしますと、とても涼しげに「分かりました。じゃあそれでいきます⤴︎。」とのお言葉。

その後講演の中で、人前で話すことについて触れておられました。

「人の話を聞くことはとても難しいです。それとは反対に、喋ることは簡単。とにかく場数です。場数を踏めば、誰でも喋れる様になります。」と。

また「私も学生時代は人前で話すことなんて出来なかった。同級生が今の私を見るととても驚きます。」とも。

比べることなんて当然できませんが、私も人前で話す機会がよくあります。

初めの頃はとってもイヤでした。緊張するし噛むし、なにゆーてるか分からんなってくるし、、

今でも苦手意識は強く持ってはいます。前日なんかは憂鬱になるくらいに。

それでも、当初より格段に話すことができる様になった実感はあります。（これでも）

やっぱり苦労は買ってでもせなあきませんね〜。

おおたけ