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【長くいることの価値とは】

カテゴリ : Staff Blog
皆さまこんにちは。

新入生や新入社員の方にとって、新しい生活になって初めてのGWですね。
4月の1か月間で知らずのうちに溜めていた疲れをリフレッシュして、5月以降の活力にしていってください。


さて、今回も気になった記事がありましたのでご紹介します。


中途採用担当者が想定する「中途社員の在籍期間」は平均4年
マイナビさんのレポートです。
ボリュームのある資料ですが、特に気になったのは最後の「7.中途社員の想定在籍期間など」です。
この中で、「中途採用担当者は在籍期間3~5年未満を想定して中途社員を採用している」とう結果に驚きました。


働く側だけでなく雇う側も(特に中途採用者に対しては)長期雇用を想定していないんだと思いました。
確かに、以前に比べれば転職によって待遇を向上させるということがしやすいと(思えてしまう)状況にはなっているかと思います。


逆にそうなると、「1か所で長く頑張ってきた」ことの価値は、相対的に下がってきているのでしょうか。
*「頑張ったこと」と「成果をあげてきたこと」は必ずしも比例はしないかもしれませんが。


私個人としては、一定年数以上かけて培ってきた知識や技術、築いてきた人間関係には価値があるのではないかと考えています。
在籍3~5年を想定して採用された人が、3~5年経過した時に「もっといてもらいたい」と思ってもらえるようになっていたら、それはお互いにとって良い事ではないかと思います。


この記事を読みながらこのようなことを思いました。

にしぐち
2024-05-02 10:43:47

2024.5.1「事務所通信5月号をUPしました!」

カテゴリ : 事務所通信
事務所通信5月号をUPしました。

事務所通信5月号
2024-05-01 14:00:00

【出世、したい(したかった)ですか】

カテゴリ : Staff Blog
今回は個人的に気になった調査記事をご紹介します。


ソニー生命さんが発表されたレポートです。
 
「社会人 1 年目と 2 年目の意識調査 2024~出世して苦労するよりも、堅実に生活したい新社会人~」


この中で、「出世したいと思わない」方が、社会人1年目で44%、社会人2年目で53%に増えるという結果が出ていました。
 
興味深かったのは2年目の方が増えているという数値です。
 
仕事ぶりなどを1年通して見ることで、「大変そうだ」といった印象を持つのかなと思いました。
*上司の給与などは見ること(「こんな貰えるんだ」という発見)が難しいでしょうから。。。


会社としては、「誰がどんなふうに考えているのか」といった情報や、「期待する社員が出世したくないと思っている時にどのようにアプローチするのか」といったことが課題になりそうです。


とは言え、出世自体は(社員側が)したいと思ってできるものでもありません。
「本人は出世したいのに、会社としてはさせられない」という状況が続けば、その人は違う会社へということを考えてしまうかもしれません。
人材流出を防ぐという点においては、このようなケースも放ってはおけません。


「人に関わることは難しい」ということを改めて実感しています。


にしぐち
2024-04-30 18:42:54

【一瞬の隙で大変なことに】

カテゴリ : Staff Blog
先日家族で大型のションピングモールに出掛けた時のことです。
うちの家族の中で、長女が初めて館内放送(迷子)の対象となりました。


食品売り場を移動中に3人いた大人がそれぞれ目を離してしまった間に居場所が分からなくなってしまいました。
*雨の影響もあり、売り場は大変混雑していました。


幸いなことに、はぐれてそれほど時間が経たないうちに、泣いている長女にお店の方が声を掛けてくださったようで、サービスカウンターに保護されていたようでした。
*一応名前や年齢も言えたそうです。
日頃妻と娘が「お名前は?何歳ですか?」というやり取りをしていたのを思い出して、良かったなぁと感謝しました。
(このやり取り自体は、今回のようなことだけを想定してしていたものではなかったのですが。)
 
 
以上は家庭でのお話でしたが、職場に置き換えて、以下のようなことを教訓として改めました。
・ちょっとしたことほど逃してしまいがち(Todoリストやタスク管理など注意が必要)
・日頃のちょっとしたやり取りや取組みが役立つことがある(所内での声掛けや注意など)
 
 
スマホのおかげで色々と便利になっている時代ですが、慣れない場所や慣れない状況下ではくれぐれもお気を付けください。
 
にしぐち
2024-04-23 17:08:31

【キャリアとスキルの再評価 ― 管理職経験の真価】

カテゴリ : Staff Blog
今回は、神戸大学の金井壽宏教授の『仕事で「一皮むける」』を読んだ感想と、特に中小企業における人材評価の視点から重要なポイントを共有したいと思います。


~管理職経験の見直し~

中小企業において、しばしば見落とされがちなのが、「管理職経験」という資産の価値です。
リストラや組織変更後に転職市場に出た際、多くの経験豊富な管理職の方々が直面する質問が、「何ができますか?」です。
ここで「企業の管理職ができます」と答えると、時として「使えないやつ」と判断されることがあります。
しかし、この見方は本当に適切なのでしょうか?


~単発スキルとの比較~

現代の職業スキルには、「英語ができます」や「エクセルでマクロが組めます」といった具体的で技術的な能力が求められがちです。
これらは確かに重要ですが、企業を動かすためにはこれだけでは不十分。
対照的に、「管理職ができる」という能力には、戦略を描く思考力や、組織内での人々を動かすリーダーシップが含まれています。
これらは、特に変化が激しいビジネス環境下での企業運営に不可欠です。


~管理職の真価~

管理職の役割は、単にチームを監督すること以上のものです。
彼らは会社の伝統や経営理念に合致した形で、戦略を具体化し、実行します。
また、理想だけで終わらせずに、現実の課題を乗り越えながらチームを前進させる能力―これは「絵に描いた餅にならない」実行力と言えます。
このような実績は、転職市場だけでなく、企業内での人材育成においても非常に有意な価値を持ちます。


~結論~

管理職の経験は、一見すると具体的なスキルが見えにくいかもしれませんが、その影響力と実効性は計り知れません。
中小企業の皆さんにおかれては、このような「見えないスキル」を正しく評価し、活用することが、会社の持続的な成長と競争力の向上につながります。
私たち社会保険労務士も、この視点を持って、皆さんのサポートをしていきたいと思います。


皆さんの企業における「管理職の真価」を、ぜひ再評価してみてください。



おおたけ
2024-04-23 13:25:00

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