この本は、中国古典の中でも「世界最高のリーダー論」とも呼ばれているそうです。
出口さん(ライフネット生命保険の創業者)は、歴史にとても造詣が深く、私は大好きです。
その方の本だったので、文章が読みやすいだろうと思って初めて手に取りました。
それがまたまた目からウロコでした♪
その中で「三鏡」についての一節をご紹介致します。
リーダーは「3つの鏡」を持たなければならないという教えです。
「三鏡」=「銅の鏡、歴史の鏡、人の鏡」を持つことは、経営者にとって非常に大事なことです。
「銅の鏡」はいわゆる「姿見」としての普通の鏡です。
これにより自己反省と自己認識を促し、自身の行動や決断を客観的に見つめ直すことができます。
それによって、自己の弱点を認識し、改善策を講じることができるようになります。
続いて「歴史の鏡」は過去の出来事や経験から学ぶことの重要性を示しています。
成功例や失敗例を振り返ることで、同じ過ちを避け、新たな戦略を練るための洞察を得ることができます。
経営者はこの鏡を通じて、時間を超えた智慧にアクセスし、より賢明な選択ができるようになります。
最後に「人の鏡」です。
こちらは深いですので、また次回にお伝え致します。
おおたけ