今回は個人的に気になった調査記事をご紹介します。
ソニー生命さんが発表されたレポートです。
「社会人 1 年目と 2 年目の意識調査 2024~出世して苦労するよりも、堅実に生活したい新社会人~」
この中で、「出世したいと思わない」方が、社会人1年目で44%、社会人2年目で53%に増えるという結果が出ていました。
興味深かったのは2年目の方が増えているという数値です。
仕事ぶりなどを1年通して見ることで、「大変そうだ」といった印象を持つのかなと思いました。
*上司の給与などは見ること(「こんな貰えるんだ」という発見)が難しいでしょうから。。。
会社としては、「誰がどんなふうに考えているのか」といった情報や、「期待する社員が出世したくないと思っている時にどのようにアプローチするのか」といったことが課題になりそうです。
とは言え、出世自体は(社員側が)したいと思ってできるものでもありません。
「本人は出世したいのに、会社としてはさせられない」という状況が続けば、その人は違う会社へということを考えてしまうかもしれません。
人材流出を防ぐという点においては、このようなケースも放ってはおけません。
「人に関わることは難しい」ということを改めて実感しています。
にしぐち
にしぐち